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山間地の廃校での祭典はなぜできたか?

神野祭典チラシ合体
11月26日に、吾平町の旧神野小学校で「おおすみ食とマルシェの祭典」が開催されました。


花マルシェ
雨天にもかかわらず、千人を超える人が来て、約60店舗からなる「おおすみハナマルシェ」が買い物客で賑わいました。特に、体育館内の店舗は人で混雑していました。


料理
校舎の二階の教室では、神野の食材をたくさん使った食事(税込3,500円)が、地元の女性グループや鹿屋中央高校の学生などの協力を得て、予約した80人に提供されていました。メニューは門料理研究家の門倉多仁亜(タニア)さんの監修によるものです。


教室の飾り付け
校舎内のデコレーションも、土地の物や学校の教材などを使い、品良くて趣がありました。廃校とは思えない、見違えるような雰囲気に変わりました。窓から望める中岳(吾平富士)などの山々の景色も、来客に安らぎを与えたことでしょう。


旧神野小学校
神野地区は山間地であり、人口が200人弱、高齢化率(65歳以上の高齢者人口が総人口に占める割合)が51%です。

このような場所に、大勢の人が集まる理由は何だろうと考えてみました。
普通は、門倉多仁亜さんと「おおすみハナマルシェ」という知れ渡った名前が最初に上がることでしょう。しかし、その前に、地元の人のやる気・情熱が伝わったので、門倉多仁亜さんと「おおすみハナマルシェ」を引き付けたように思います。関係者の何回かの打ち合わせ、食材と料理の検討・試作、会場準備などにも苦労はありますが、一致協力してできたようです。

吾平町内の10町内会で、ダントツに人口が少ない町内会が神野です。その神野町内会が、今年の吾平町の運動会(体育祭)で総合得点で1位になったのです。それは、前回のブログで紹介した、宮口侗廸(としみち)氏が言う『地域のパワーは、「人口 × 関係の濃さ」である』から推測できます。

すなわち、神野では、人口は少ないが、人間関係が極めて濃密であるから、地域のパワーがあるのです。濃密な人間関係は、地域リーダーが育っていて、日ごろの人付き合いが多いためだと、私は考えています。
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テーマ: 鹿児島 | ジャンル: 地域情報

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