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指宿市の山川は意外性に富む観光地

大隅半島を出て、初めて薩摩半島の観光について書きます。薩摩半島の南端で、私には予想外の面白い旅ができたからです。

宮城県仙台市に住む大学時代の友人から、山川(やまがわ)地熱発電所に3、4日出張するので、会えないかとメールで言ってきたので、会いに行きました。彼は大学の教授を退官してからも、2つの大学で学者生活を続けています。
せっかくの機会であるので、指宿のホテルで彼に会うだけでなく、山川の温泉に入ることにしました。友人と同じ大学の同じ研究室にいた私の弟も同行しました。


山川根占フェリーと地図
南大隅町の根占港から「 フェリーなんきゅう」のフェリーに乗り、鹿児島湾を50分間で横切って、薩摩半島の山川港に着きました。


フェリーなんきゅう
フェリーは小さいく、乗用車は15台くらいしか運べないので、乗り残されないように電話で乗船予約しておきました。


山川港説明
山川港にある観光案内板によると、この港は約5700年前の噴火口です。日本では火口が港になっっているのは、2つくらいしかなく貴重であると書いてあります。


山川港の周囲の山並み
港の周囲は切り立った断崖のようになっています。これは、マグマ水蒸気爆発によるためでしょう。近くには、風化しにくい石材として有名な山川石(溶結凝灰岩)の産地もあります。


伏目海岸周辺案内
山川港から車で南に10分くらい走ると、切り立ったラクダのこぶのような山(竹山)と海が見えました。この伏目海岸の近辺に、温泉、奇岩、地熱発電所、植物園・動物園などがあります。


玉手箱温泉受付から
奇岩の竹山の近くにあるヘルシーランド露天風呂「たまて箱温泉」で、砂蒸し温泉とのセット券(1,130円)とタオル(200円)を買いました。観光に力を入れていないためなのか、案内標識が少ないので、ここに着くまで、何度か道を引き返しました。

まず、砂蒸し温泉がある海岸まで、数分かけて長い急階段を下りました。帰りにはこの急階段を歩いて上るのに息が切れるので、車で海岸まで回ればよかったと後悔しましたが、歩きながら見る景色にも魅了されました。


砂蒸し温泉
山川砂蒸し温泉「砂湯里(さゆり)」は、狭い砂浜にありました。緑色の幌を日よけにした縦長の砂場に、浴衣を着て頭の下にタオルを敷いて仰向けに寝てから、暖かい砂をスコップで体にかけてもらい、10分から15分たってから砂から出ました。
以前、指宿の砂蒸し温泉にも入りましたが、山川の狭い砂浜で、海を見て潮騒の音を身近に聴きながら、温かい砂にもぐる方が私の好みに合いました。


露天風呂からの絶景
浴室で体に付いた砂を洗い流してから着替えて、歩いて露天風呂「たまて箱温泉」に戻り、息をのむような絶景を楽しみました。訪問日はたまたま偶数日であったので、開聞岳と東シナ海と竹山のパノラマを望める露天風呂が、男湯となっていたため、開放的で素晴らしい眺望を満喫できました。湯は熱めで、水風呂もありました。このような絶景が望める露天風呂は他にないのではないでしょうか。男性は偶数日に、女性は奇数日に行かないと、この絶景を見られません。

ヘルシーランド温泉保養館のレストラン「地熱の里」で遅目の昼食をとってから、近くにある九州電力の山川地熱発電所に向かいました。地熱発電所と聴くと、私は火山地帯の山の中を思い浮かべますが、意外にも、ここでは平地の畑の中に地熱発電所がありました。


山川地熱発電所
展示館の玄関前で発電所の写真を撮っていたら、中から女性が出てきて、記念写真を撮ってくれました。中に入ると案内の女性が4人いて、まず映写室で映画を見てから、女性の案内で発電所の設備を見て回りました。その親切で丁寧な説明には感激しました。他に見学者がいないので、貸し切り状態でした。

なお、案内をしてくれた親切な女性は、発電所からも見える急峻な竹山に、漁師の父親と毎年正月に登り、頂上にある竹山神社にお参りすると言っていました。私には急傾斜で登れそうにないので、その話も意外で驚きました。

その日は指宿のホテルで友人と会い、積もる四方山話をしました。友人は、今の指宿の賑わいのなさにも驚いていました。

山川は指宿市にありますが、観光面では穴場ではないかと私は思いました。竹山のような意表を突く景観、露天風呂から望める予想外の絶景、畑地帯の中にある地熱発電所と親切丁寧な見学案内など、山川のごく狭い地域での半日観光で十分に満足できました。そして、また訪れたい場所になりました。
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テーマ: 鹿児島 | ジャンル: 地域情報

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