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町内会で文化・観光を振興する「高須町」はすごい!

西郷隆夫氏の講演

2月5日に「西郷どんと高須」と題する講演会が、高須町民会館で開催されたので、聴講しました。講師は、西郷隆盛の曾孫の西郷隆夫氏でした。西郷さんについての身内に伝わる話や、ご自分の体験を語られ、面白いだけではなく、感じ入る内容でした。

その前に、鹿屋市文化財保護審議会長・隈元信一氏から、高須の歴史と西郷さんの最後の話があり、高須に百人くらいの中国人が住み、海外貿易の拠点となっていた時期があったことや、肝付氏が高須と志布志を結ぶ運河を計画していたこと、西郷さんが絶命した場所などを知りました。

一番驚いたのは、この講演会の主催者が高須町内会であることでした。鹿屋市ではありません。

最初に挨拶された町内会長・上原義史氏から、町おこしのために、町内会が西郷さんと高須町の関わりを紹介する案内板を、西郷さんの宿泊場所の近くに設置し、記念の焼酎も発売するという報告がありました。積極果敢な町内会活動に感心したというより、大隅にこのような町内会があったのかとビックリしました。

高須町内会は、すでに近くの金浜海岸の横に記念碑「進駐軍上陸地の碑」も建てています。



後日、新設された「西郷南洲翁ゆかりのまち・高須」の案内板を見るために、高須町に向かいました。

高須①
晴れた見晴らしの良い日で、坂道の途中から、高須町の中心部と鹿児島湾を挟んで、薩摩半島が見えました。遠くに開聞岳の美しい姿もありました。

高須④
佐田街道68号線の高須橋の横に、立派な案内板がありました。西郷さんが泊まった田中吉右衛門邸(今は建て替えられて当時の家は無い)の場所が、そのすぐ後ろです。

高須⑤
案内板には、西郷さんが宿泊された家の写真とともに、西南戦争の直前に高須に来られた時の西郷さんの話が書かれています。

高須②
田中吉右衛門邸は、鹿児島湾に近い高須川岸にありました。


川津神社
高須橋の近くの崖下に川津神社があり、そこに説明板のようなものが見えたので、神社の由来が書かれているかと思って近寄ったら、「隅州鷹巣(高須)の地名と史蹟」と書いてありました。

高須の地名と史跡
説明板には、1328年以後の高須と大隅の主要な歴史的事件と史跡が、また最後に枠付きで「子孫繁栄とこしえに幸せを願いいずるため森田家の家宝として当史蹟を建立奉る。」と2名の氏名が書かれていました。これは個人で建てたものでした。なお、この説明板には、”苛斂誅求”の「薩摩藩の暗黒史」も具体的に書かれています。

今後、「西郷南洲翁ゆかりのまち・高須」と「進駐軍上陸地の碑」がある金浜海岸に、観光客や歴史愛好家がたくさん訪れることを期待し、願っています。
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テーマ: 鹿児島 | ジャンル: 地域情報

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