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日陰で輝く花

関東にいた時に、花好きの老人からサザンカ(山茶花)は日陰に植えると、見事な花が咲くと聴いたことがあります。

彼は、若い頃に東京九段にある軍人会館(その後、九段会館と改称)で見た寄せ植えのサザンカが、たとえようもないほど美しかったと、懐かしむように話していました。そのサザンカは、一年中、直射日光が当たらない場所に植えてあるそうです。


九段会館と寄植サザンカ
3年前の正月に、私は九段会館に行ってみましたが、歩道沿いに寄せ植えのサザンカがありました。花よりも蕾の数の方が多く、花見の時期としては早すぎたようでした。

老人の話を聴いてから、日当たりの悪いところにあるサザンカを注意して見るようになりました。


サザンカの生垣
日陰にあるサザンカが全て美しいわけではありませんが、これぞ紛れもない極上品と思われるサザンカの生垣に何回か、関東で出会いました。上の写真がその一つです。花や蕾が多く、濃い色の密集した葉を背景にして花が映えて見え、開花時期がとても長い(3月末まで)という特徴があります。

大隅に来てから日が浅いためか、そのようなサザンカに出会っていません。


日陰の山茶花
今週(1月4日)に、吾平自然公園で見たサザンカです。ここは、林に囲まれていて、日当たりはよくありません(一般の人は足場が悪くて行けない場所です)。花と蕾は極めて多いです。残念ながら花が散り始めていました。しかし、花が何時まで咲き続けるのか、楽しみです。


大隅で、日陰で長く輝き続ける花はツワブキ(石蕗)です。

こちらでは、ツワブキがいろいろな所に咲いています。林の中などの日陰では、長期間、花を咲かせる傾向があります。黄色の花が多いですが、白、オレンジ、朱など様々な色があります。

ツワブキは吾平町の花です(1987年制定)。以下の写真は吾平町で撮ったものです。


日陰のツワブキ
上の写真は、今週(1月4日)に林の下の斜面に咲いていた見事なツワブキです。ここは一日中、日当たりが悪い所です。この時期は、日当たりの良い所のツワブキは、花が終わっています。


土手に群れ咲くツワブキ
なお、花見の期間は短いですが、日当たりの良い所にあるツワブキも見応えがあります。この写真は、11月初めに姶良川の土手で撮りました。

以上のように、日なたで目を楽しませてくれることが多い花でも、日陰で極上の逸品となることがあります。
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テーマ: 鹿児島 | ジャンル: 地域情報

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