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原因不明の病気を治す「Bスポット療法」(1)

各種の原因不明の病気を引き起こす病巣が「上咽頭」にあることを見つけ、簡単に治療する方法を考え出した日本人がいます。しかし、今では忘れ去られてそうで、残念です。

人の鼻の奥の突き当りを「上咽頭」といいます。ここにウィルスなどから体を守る免疫細胞(リンパ球)があります。上咽頭は空気の通り道であり、最初の体の防御機能器官でもあります。

上咽頭の図_800KB

東京医科歯科大学初代耳鼻咽喉科教授であった堀口申作氏は、「上咽頭」の炎症に関する膨大な臨床研究を実施し、上咽頭が広範な病気の原病巣であることを発見しました。

さらに、綿棒で1%の塩化亜鉛(クロールチンク)を塗るだけで、その炎症が治ることを示しました。この治療を、「上咽頭擦過治療」、「Bスポット療法」、「EAT(Epipharyngeal Abrasive Therapy)」などと呼びます。

治る疾患と症状は、風邪、頭痛、顔の痛み睡眠障害、無気力、慢性疲労、視力障害、全身痛、痺れ、こむら返り、記憶力低下、過敏性腸症候群(下痢、腹痛など)、機能性胃腸症(胃もたれ、胃痛など)、リウマチ、扁桃炎、糖尿病、膠原病、Iga腎症、胃潰瘍、白ろう病、低血圧、アレルギー、喘息、口内炎、歯槽膿漏、月経異常、肩こり、耳鳴り、アトピー性皮膚炎、自立神経失調症など、多すぎて書ききれません。

慢性上咽頭炎の疾患と症状_700KB

堀口申作教授が大学を退官してから一般向けに書かれた本「Bスポットの発見ー現代医学が取り残した「難病」の震源地 」(カッパ・サイエンス、1984年)は永らく絶版となっていましたが、最近、「堀口申作のBスポット療法」(新潮社、2018年)と改題して復刻版が出ました。

                            堀口申作の本2冊

この日本オリジナルのこの治療は、診療報酬が低くて(保険適用で百円以下)、患者によっては痛がることもあって、残念ながら今ではほんの一握りの耳鼻咽喉科医しか実施していません。

現在、この治療に注目して普及啓蒙に努めておられるのが、上咽頭擦過治療を適用してIgA腎症の根治療法を考案された堀田 修医師です。
以下が堀田医師の本の一部です。堀田医師の活動が広がり、上咽頭擦過治療(Bスポット治療)を施す医師が全国に増えることを願っています。

堀田修の本4冊




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テーマ: 医療・病気・治療 | ジャンル: 心と身体

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