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あらゆる健康被害を防ぐビタミンD!

 ビタミンDには免疫力を高める効果があることを知っていたので、私は新型コロナ予防のために、以下の写真のサプリメントを毎日1錠服用しています。
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医師がビタミンDの効果について書いた本があったので読んでみました。満尾正著『医者が教える「最高の栄養」 ビタミンDが病気にならない体をつくる』(KADOKAWA)です。読んでみたら、ビタミンDはあらゆる病気を防ぐ効果があることを知りました。その内容を以下に紹介します。
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なお、個人的にはサプリを服用してすぐに、ドライアイが改善したことが分かりました(まだ完治はしませんが)。

1 ビタミンDの概要

最初に著者は言う、日光の「紫外線によって皮膚で作られるビタミンDは、われわれの免疫力を維持するために欠かすことができない最高の栄養です。」

「ビタミンDは感染症だけでなく、あらゆる病気に対しても大きな予防効果を持っているのです。」

 ビタミンDはコレステロールを原料とする、ステロイドホルモンの仲間で、直接、細胞内の核に作用する力を持っています。

ビタミンDの本質はホルモンと言ってもよいほど、全身の細胞に大きな影響を与えます

 紫外線を避ける傾向にある日本人は、8割近くがビタミンDの不足または欠乏状態にあるそうです。血中のビタミンD濃度の適正値は40~80ng/mlであるが、著者の病院で測定した日本人の平均値は24.5ng/mlです

子供のビタミンDレベルも低下し、「くる病」の初期症状である「頭蓋癆(とうがいろう)」が2014年までの10年間で2.5倍も患者数が増えています
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ビタミンDの主な働きを下表に示します。
ビタミンD主な働き_800KB

 
2 ビタミンDの効能

① 脳梗塞と心不全の予防:血中ビタミンD濃度が低下すると脳梗塞の頻度が高まる傾向があり、特に10ng/ml以下で顕著となる。血中ビタミンD濃度が30ng/mlに満たないビタミンD欠乏が見られる場合は、心不全リスクが約12倍と高率になる。

② 動脈硬化の予防:血中ビタミンD濃度が低いと動脈硬化が進むリスクが高い。

③ 血流の流れを良くする:ビタミンDは一酸化窒素を増やし、血管障害を予防する。ビタミンD摂取は脳や心臓の血管疾患の予防になる。コレステロールはビタミンDの原料になるのでむやみに下げない方が良い。

 糖尿病の予防:血中ビタミンD濃度が低いと糖尿病を発症しやすい。血中ビタミンD濃度を30ng/ml以上に保つことが必要で、50ng/ml以上の濃度が良いのかもしれない。

 脂肪肝の改善:血中ビタミンD濃度を上げると、脂肪肝患者の肝脂肪量を減少させる効果がある。

⑥ がんの予防:血中ビタミンD濃度を上げると、乳がん、肺がん、大腸がんのリスクが減少する。大腸がん予防には、血中ビタミンD濃度30~40ng/mlが至適である。

⑦ 白血病の病状の抑制:血中ビタミンD濃度が30ng/mlに満たないビタミンD欠乏患者は、病状が収まる確率が低く、入院日数も長い。

⑧ 生活習慣病の予防:ビタミンDの持つ「抗炎症作用」により、体内臓器の炎症(例えば大腸憩室症)を抑える。さらに体重の減量を組み合わせると効果が高まる。

 骨粗鬆症の予防:骨折する運動選手は血中ビタミンD濃度が低い傾向にある。

⑩ サルコペニア(筋肉減弱症)の予防:サルコペニア群は血中ビタミンD濃度が低い傾向にある。

⑪ 貧血の予防:ビタミンDを増やすと鉄が吸収しやすくなり、鉄の貯蔵量が増えるため、貧血が起こりにくくなる。

⑫ 吸器疾患の予防:慢性閉塞性肺疾患の重症度と血中ビタミンD濃度には相関関係がある。

⑬ 喘息と花粉症の改善:ビタミンDの補給により喘息と花粉症の経過が良くなる。

⑭ アトピーの改善:治療薬と合わせてビタミンDを投与するとアトピーの改善効果が大きくなる。

⑮ 免疫調整作用:ビタミンDの最も注目すべき作用で、炎症につながる物質は抑制し、炎症をおお抑える物質を産生している。

⑯ 線維筋痛症、ドライアイ、円形脱毛症に有効:有効であるという研究報告がある。

⑰ 生殖機能の向上:ビタミンDの不足が不妊症の原因となる可能性を示唆する研究成果がある。

⑱ 認知症の改善:認知症患者は、血中ビタミンD濃度が低い傾向にある。

⑲ うつ病、統合失調症、精神病、パーキンソン病の予防:ビタミンDレベルとの関連性が認められた。

⑳ 歯の脆弱化・くる病の予防:ビタミンD欠乏症によりカルシウムを吸収できなくなる。

21 新型コロナ予防:欧州20ヶ国の調査で血中ビタミンD濃度が多いと、感染者数と死亡者数が少ない傾向があった。 最高の栄養5_800KB

3 太陽の光を浴びる習慣の重要性

ビタミンDはすべての生物に必要な栄養素であり、紫外線を浴びることで作られます。1年のうちでも日照時間が短くなる11月から3月にかけての時期が、年間でもっともビタミンD血中濃度が低下する時期です。
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また、加齢により血中ビタミンD濃度が低下するので、高齢者は積極的にビタミンDのサプリメントを摂取する必要があります。

十分な血中ビタミンD濃度を維持するには、どのくらい日光を浴びればよいのでしょうか。1つの目安として、夏場であれば「半ズボンで週3日、15~30分間の日光浴」をすれば至適濃度(40~80ng/ml)が維持されると言われています。

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4 その他

① ビタミンD2ではなくD3を摂る:ビタミンD3の方がD2に比べて3~4倍以上の生理活性がある。

② 魚にだけビタミンD3が多い:植物プランクトンは紫外線を利用してビタミンDを作ることができます。「食物プランクトン→動物プランクトン→小魚→大型魚」という食物連鎖によりビタミンD3は魚に運ばれています。D2は植物由来で、シイタケなどに多い。

③ ビタミンDの単位は、IU(国際単位)とμgがある:40IU = 1μg、1000IU = 25μg。

④ お勧めのビタミンD3摂取量は毎日1000~2000IU:できれば2000IU(50μg)が望ましい

⑤ マグネシウムも摂取:活性型ビタミンD3を作るために、体重1kg当たり日に4.5mgのマグネシウムを補充する(体重50kgの人で225mg)。

⑥ 同著者の『世界最新の医療データが示す最強の食事術』(小学館)には、現代人に不足する「3つの栄養素」として、ビタミンD、マグネシウム、亜鉛を挙げている。

                           最強の食事術_50

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テーマ: 医療・病気・治療 | ジャンル: 心と身体