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「サピエンス全史」の衝撃

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世界的なベストセラーになったユヴァル・ノア・ハラリ著「サピエンス全史(上下)」(河出書房新社)を読みました。特に前半(上巻)が読みごたえがありました。
人類誕生以来の世界の歴史を俯瞰して、目からウロコが落ちる新しい視点の解釈を提示し、それが説得力を持っていました。私が感じ入った新視点を以下に3つ紹介します。いづれも上巻にあります。

「人類には種類がいくつかあったが、ホモ・サピエンスが生き残って文明を築いたのは”虚構”をつくることができたためである。虚構とは、伝説、神話、神々、宗教、組織などの架空の事物について語る能力であり、それににより集団を作ってまとめ、協力体制ができた。虚構こそが見知らぬ人同士が協力することを可能にした。」
画期的な新説で、感心しました。事実に比べて、神話は軽く評価されますが、日本の建国神話は国を作り国民をまとめる効果があったのだと思うと、胸にストンと落ちました。

「農業革命は、史上最大の詐欺だった。確かに食料を増産させて、人口の増加に寄与したが、貧富の差を拡大して搾取体制ができた。また、健康に悪い過酷な生活を人類に強いた。」
こう言われたら、今の農民も苦労が多い割に、収入が少なそうだと納得させられます。日本では、稲作が広がった弥生時代から戦いが増えたことや、糖尿病を増やす原因にもなった穀物を主食にした原因にも関連する説と思いました。

「貨幣は人類の信頼制度を作った。国、人種、性別、宗教、文化の間の溝を埋めた寛容性の極みである。貨幣のおかげで、見ず知らずで信頼しあっていない人どうしでも、効果的に協力できる。」
貨幣が悪だという意見は一般受けするが、一面的な見方です。

続いて、同著者の次作「ホモ・デウス : テクノロジーとサピエンスの未来 」を読みたくなりました。
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テーマ: 読んだ本 | ジャンル: 本・雑誌

重曹は虫歯予防などオーラルケアの万能薬

「重曹うがい」や「重曹を用いた歯磨き」が、歯を白くする、初期虫歯を治す、口臭予防、歯石予防、歯槽膿漏予防などオーラルケアの万能薬であるという、歯科院長の文があります。
これを読んで、その合理的な万能薬の理屈に感服して、この1年間、重曹(炭酸水素ナトリウム)の使用を続けてきました。

以下に、院長の文章の骨子を転記します。

「口内の悪玉菌が繁殖し、多く口腔内に住みつくためには口腔内が酸性(PHが6.6以下)である必要があります。それを避けるために、口内のPHを6.6よりも上げるためには「重曹」の使用が有効です。

市販されている食用またはオーガニックな重曹を用いて歯磨きをする際、歯ブラシに歯磨き粉(ペースト)を付け、それに重曹の粉をまぶして、そのまま普通に歯を磨いて下さい。
これを毎日普通に2回朝晩するだけでも、その際にPHが上がり虫歯菌を減らす事に役立ちます。

もうひとつは、重曹を用いたうがいです。
500mlのペットボトルに水とティースプーン1杯ほどの重曹を入れ、よく振ってかき混ぜます。使う水は水道水です。ミネラルウォーターだと保存がきかない恐れがあります。作った重曹をコップに入れ、30秒ほどクチュクチュするだけです。」

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私の場合、1000mlの容器に水道水を入れて、小さじ3杯の食用重曹(1kgで800円)を加えてから振ったものを使って、歯磨き粉を使わずに歯磨きした後に、30秒ほどクチュクチュとうがいをしています。

年に定期的に2、3回、歯科医院でプロフェッショナルケアを受けていますが、虫歯もなく、歯石も少ないと言われています。これには、重曹の効果もあると思っています。


テーマ: 歯・歯科 | ジャンル: 心と身体