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ドライアイを治したい 3. ヒアレイン点眼液を使い始めた

白内障の術後の定期検診のために、都城市にある眼科医院に行った際に、医師にドライアイを治して欲しいとお願いしました。


ヒアレイン点眼液
医師から、まずはドライアイ治療薬として、最も広く使われている「ヒアレイン点眼液(一般名:ヒアルロン酸ナトリウム)」を使いなさいと、次回の定期検診までの点眼液(5mL)12瓶を出してもらいました。薬代は1,740円でした。
瓶には「ヒアレイン点眼液0.1%」(参天製薬)と書いてあり、「1日4回両目」と書いたラベルが貼ってありました。

この点眼液が広く使われている理由は、ヒアレインの主成分であるヒアルロン酸の保湿効果と安全性の高さにあるそうです。

「ヒアレイン点眼液0.1%」には、多くのメーカーからジェネリック医薬品や主成分が同じ薬が出ています。市販していないので、入手するには医師から処方してもらうしか手がありません。


ネットから、ヒアレイン点眼液に関して以下の情報を知りました。
① 角結膜上皮障害を引き起こすドライアイなどの他に、何らかの理由(お薬の副作用やコンタクト装着)で目が乾燥している場合にも用いられることがある。

② ヒアレイン点眼液0.1%を角膜上皮障害の患者さんに投与した時の改善率は、67.5%と報告されている。

③ ヒアレイン点眼液の副作用発生率は1.76%と報告されている。副作用としては、眼のかゆみ・眼の刺激感・結膜充血・眼瞼炎などがあるが、副作用が全くでない方がほとんどである。

④ コンタクトレンズの上からの点眼は、「ハードコンタクトレンズは大丈夫」「ソフトコンタクトレンズの場合、ヒアレインなら推奨されないがヒアレインミニであれば可能」。


別のネット情報から、ドライアイの有病率と、ドライアイには涙の蒸発亢進型が多いことを知りました。
① ドライアイの有病率は、50歳以上の男性で約4.3%、女性で約7.8%と高い数字を示す。

② ドライアイは、涙の量が少ない涙液減少型と、涙の質に異常があり涙がとても早く乾いてしまう蒸発亢進型の二つに分けることができる。実際の臨床上多いのは蒸発亢進型である。


「ヒアレイン点眼液0.1%」を使い始めてから、約10日しか経過していませんが、起床時の目ヤニの量が大きく減りました。ただし、パソコン作業が長くなると、目ヤニの量は増えるようです。

今後も、今回の医師による治療を続けます。

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テーマ: 医療・病気・治療 | ジャンル: 心と身体

霧島ヶ丘公園の見事なコスモス

11月13日(土)に鹿屋市の霧島ヶ丘公園に行きました。公園は丘陵地帯にあります。ちょうどその時は、鹿屋市農業まつりと全国丼サミットが開催されていたので、道路は一方通行になっていて、登りは車で渋滞していました。


霧島ヶ丘公園地図
上図の右にある駐車場から遠くの展望台(上図の左端)まで、中央の「ふれあいロード」が真っ直ぐに伸びています。そして、その周囲は、群生したコスモスが見事に咲き乱れていました。ここのコスモスを初めて見て、その規模に圧倒されました。


ふれあいロード

コスモス畑1

コスモス畑2

コスモス畑3

この季節、大隅半島の各地にコスモスの群生が見られますが、霧島ヶ丘公園のコスモスは、その広大な植え付け面積のため、他を圧倒する迫力があります。


コスモス迷路
コスモス畑の中が迷路になっているものがあり、遊びと花の鑑賞のため、子供も大人も迷路に入っていました。

1週間前に、ここのコスモスが最盛期で見頃であると知人から聴きました。しかし、13日も最盛期であるように見えました。まだ、花の蕾が沢山あるので、しばらくは見頃が続くことでしょう。コスモスの見頃の期間は長いのですね。


草スキー場
芝生の斜面では、子供がソリで滑って遊んでいました。広い園内には展望台や各種の遊具、芝生広場、ゴーカートなどがあり,家族連れで行くと楽しく過ごせます。
この日は、歩きながら鹿児島湾(錦江湾)や高隈山も、よく見えました。展望台に上ると、さらに遠くまで視界がひらけることでしょう。


鹿屋バラ園
隣りにある「かのやばら園」は、この季節は花が少なく、わびしい感じがしました。
しかし、その近くで、見事なコスモスを見ることができて、来てよかったと満足しました。

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吾平山陵の広葉杉(コウヨウザン)

吾平山陵の資料館で、係の女性から吾平山陵の概要を聴いた中で、参道の周りに植えられている高い木が広葉杉(こうようざん)であることを知りました。広葉杉という樹木名を聴いたのも、初めてのことでした。


広葉杉と落ち葉
吾平山陵の参道は、広葉杉の林の中にあり、厳かな雰囲気があります。

「庭木図鑑 植木ペディア」には、以下のように広葉杉の特徴を紹介しています。
① 中国南部や台湾を原産地とする常緑針葉樹で日本へ渡来したのは江戸時代の末期。天に向かってまっすぐに伸びる樹形とオリエンタルな雰囲気が好まれ、社寺の境内に数多く植えられた。

② スギに似た幅の広い葉を持つため「広葉杉」と呼ばれるようになったという。実際のところ、葉は杉よりもはるかに大きく、より長く、表面はピカピカと光沢があり、それほど似ていない。

③ 成長が早い分、材の密度が低くて折れやすいため、日本では材木として使われることは少ない。しかし、シロアリの害に強いため、原産地の中国ではもっとも重要な材木とされる。日本で売られている中国産の家具の中には、コウヨウザンを使っているものもある。


今年の4月に、国の天然記念物に指定されている大クスを見るために、志布志市の山宮神社に行きました。樹齢が約1300年、高さ22m、根回り24.3mの大クスがある入口の近くに、高さ22.3mの推定樹齢300年の広葉杉がありました。


山宮神社の広葉杉
写真の鳥居の右が大クスで、その左側の高い1本の木が広葉杉です。

広葉杉の案内板の由来には、「江戸時代庭園樹として移入され、主に南九州の有名神社などに植樹された」と書いてありました。

志布志市の白鳥神社には、高さ約40mの広葉杉が2本あり、市指定文化財になっています。


広葉杉に関するネット情報は少ないようです。
平地や山間地にある神社では、強風が当たりにくいので、広葉杉が折れずに高く成長しやすいのかとか、シロアリの害に強いことが南九州の神社で歓迎されたのかとか、中国から渡来した庭園樹であれば高価だったのだろうとか、広葉杉については知りたいことが多いです。


吾平山陵のように、広葉杉が多数植えられて林になり、独特の景観を作っている所は他には無いのではないでしょうか。多くの方に来ていただき、その景観と雰囲気を体験していただきたいです。

なお、「Shall We ダンス?」で日本アカデミー賞の最優秀主演女優賞を受賞した草刈民代さんが、テレビの「はなまるカフェ」で、一人旅で訪れたという「吾平山上陵(あいらのやまのうえのみささぎ)」で霊験あらたかな雰囲気を感じたと、夏のオススメ名所として紹介されたことは、うれしいことでした。


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台風被害に学ぶ大隅半島の地質条件

1.今回の風台風による倒木
私が子供の頃は、鹿児島は「台風の玄関」と言われていて、台風の直撃をよく食らっていました。近年は、台風に縁遠くなったと思っていました。

ところが、9月に久し振りに台風が大隅半島を通過しました。9月20日の0時過ぎから風雨が強くなり、一時静寂となって台風の目が来ていることまで分かりました。総雨量は230mm、最大風速は38m/s程度でした。

各所に台風の被害が出て、私が住んでいる町では、21日の午後まで停電となったため、不便を感じました。

夜が明けてから、あちらこちらに倒木が目につきました。倒木には桜、イチョウ、杉などが多いようでした。防風林にも使われているイヌマキは倒れていません。


駐車場の倒木
吾平山陵に行ってみたら、駐車場の真ん中にあった杉が倒れていました。


斜面崩壊
吾平山陵の御陵がある洞窟(岩屋)の手前で、姶良川対岸の斜面が崩れていました。岩盤が露出しているので、表土が樹木とともに滑り落ちたと考えられます。
その他にも、大木が倒れていたようですが、私が行った時には片付けられていました。

吾平山陵の付近の岩盤は、本ブログで取り上げたことがある阿多カルデラの噴火に起因する溶結凝灰岩です。溶結凝灰岩は、高温の火山灰が溶けて硬くなった岩石です。その上の表土が比較的薄く、木の根が地下深部に伸びにくいので、強風で倒れやすいのでありましょう。もちろん、風の当たり具合、木の形状や劣化の影響もありますが…。


2.昭和13年の雨台風による大水害
台風といえば、父から聴いた昭和13年10月14、15日の台風による水害を思い出します。吾平町の家々が濁流に流されて、この地域で100名弱の死者・行方不明者が出たそうです。父は鵜戸神社の近に住んでいましたが、家の地盤が街より高かったので、水が床下まで来ましたが床上には達しなかったとのことです。
鵜戸神社の境内には、むしろの上に死体がたくさん並べられていて、恐ろしかったそうです。

父の話では、吾平山陵近くの川の上流に倒木が溜まって堰を作り、それが決壊して多量の濁流が姶良川の流域を襲ったということでした。

現鹿屋市での台風の総雨量は389mmでした。本流の肝属川の大水害により、死者行方不明者435人、全半壊家屋1,018戸、流失家屋514戸、浸水家屋5,067戸の大被害となりました。特に、高山地区の被害が甚大でした。


串良の水害


床上まで水に浸かった家(鹿屋市串良町永和地区)。大隅河川国道事務所の写真です。



吾平町中心部の惨状

吾平町中心部・十文字付近の惨状(吾平山陵の資料館に掲示されている写真)



被害の調査報告によりますと、大隅半島の南部(吾平山陵の南方)に多い花崗岩の山の中腹各所で表土が崩壊して、渓谷を堰き止め、これが決壊して、下流域に水害をもたらしました。崩壊斜面は、スギ、ヒノキの造林地が多かったそうです。この報告では、今後は「土砂の堰き止めと水源貯留を兼ねる混交林(2種以上の木からなる森林)を主とする造林」を提案しています。
花崗岩の岩盤も固く、表土の保水量が少なく、樹木の根も深く伸長しにくいので、雨量が多くなると滑り落ちやすくなると考えられます。

大隅半島南部で豪雨に伴い発生した斜面崩壊・土石流の分布を、空中写真判読と現地調査した報告では、斜面崩壊・土石流の発生は,総雨量400mm以上の雨域に集中しています。そして、全崩壊地個数(14,354ヶ所)の約72% が花崗岩の山地で発生しています。


その後、大隅半島の河川の堤防が整備され、各種の防災対策がなされてきたので、このような大水害はありません。しかし、総雨量400mm以上の大雨がありますと、今でも山地の各所で斜面崩壊が発生する可能性はあり、その影響が河川の下流域まで広範囲に及びますので、今後も監視と迅速な警報伝達の体制が必要です。

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