fc2ブログ

鹿屋航空基地史料館と特攻史料の特徴

行政区分の「市」には、郷土の歴史や住民生活の変遷を確認できたり、郷土の偉人を顕彰する博物館があるのが普通ですが、残念ながら鹿屋市には博物館がありません。しかし、海上自衛隊鹿屋航空基地には、郷土の博物館の役割の一部をになう、素晴らしい史料館があります。この面でも、鹿屋市は国の施設に助けられています。入館料は無料です。


鹿屋市観光物産総合センター
史料館の駐車場入口に、「鹿屋市観光物産総合センター」があり、土産を買ったり、食事ができるので、休憩や待ち合わせの場所にもなります。


鹿屋航空基地史料館
この「海上自衛隊鹿屋航空基地史料館」は、鹿屋市にゆかりの深い「旧海軍及び海上自衛隊航空の歩みを顧みるために史料や遺書、遺品等を収集展示し、史実とともに後世に誤りなく伝える」のが設立の目的です。

館内を見て回ると、そのことが分かります。特定の政治思想や歴史感により、特攻出撃者は可哀想な国の犠牲者であるかのような位置付けの解説がなく、遺書や遺品を展示し、特攻に至る経緯や事実を解説しているだけです。


特攻隊員の遺書1
十周年記念誌「魂のさけび」(以下に記述)に掲載された遺書の一つです。
展示してある数多くの遺書を見ると、国のために命を捧げた青年達の純粋な気持ちが伝わり、胸を打ちます。そして、私は英霊に対して、感謝と尊崇の念が湧き出てきました。


復元零戦と操縦席
平成四年に鹿児島湾から引き上げられた二機の零戦(零式艦上戦闘機五二型)を、互いに補う形で一機の零戦として復元され、史料館の二階に展示されています。


魂のさけび表紙
史料館では、十周年記念誌「魂のさけび」を販売しています。税込みで1,800円です。


目次
「魂のさけび」には、たくさんの特攻隊員の遺書が掲載されている他に、鹿屋市、鹿屋航空基地および特攻関連の歴史を含めた解説や写真・図表があり、充実した内容の分かりやすい史料となっています。


特攻関連の展示施設としては、「知覧特攻平和会館」が最も有名です。展示品と設備の両面で素晴らしい施設です。近くにある武家屋敷も見物しやすい利点があります。

「知覧特攻平和会館」の特攻に関する解説と史料に関して、個人的には二つの不満があります。特攻出撃者を英霊ではなく悲劇の人と位置付けて解説していると思えることと、特攻出撃者数を出撃飛行場毎に示した表に、陸軍のみしかカウントしていないことです。

海軍の鹿屋基地からは908名が出撃しましたが、ここでは12名となっています。知覧は陸軍基地でしたので、402名で最多としたい気持ちは分かりますが、飛行場毎の特攻出撃者数から海軍を除くことが腑に落ちません。

スポンサーサイト



テーマ: 鹿児島 | ジャンル: 地域情報

「腕振り運動」その後の情報1

二ヶ月前に、本ブログで、「腕振り運動」をして、左手の手根管症候群が大幅に快癒したことを、以下のように報告しました。

私は、朝夕2回、15分間(約700回)の腕振り運動をしています。その効果は1週間後から出てきました。以下は、1ヶ月後までの状況です。
1. 7日後に、完全にしびれていた左手中指のしびれが弱まった。
2. その後、左手の親指、中指、人差し指のしびれがさらに弱まった。他の部位より中指と人差し指の先端部のしびれは、やや強い。痛みは消えて、手のこわばりが少なくなり、開閉がスムーズになった。

4ヶ月経過後の情報
腕振り運動を始めてから4ヶ月経過しましたので、その後の情報を以下に報告します。

1. 手の手根管症候群の症状は、前回と同じです。なお、強い振動を伴う機械(刈払機、トリマー、チェーンソー)は、頻繁に使い続けていますが、症状は悪化していません。
2. 屋外で雑草を刈ったり、植木を剪定する作業を長時間続けると、腰痛が出ることが多かったのですが、腰痛が少なくなりました。三ヶ月以降に、このことを実感しました。

母の実践結果の情報
私の母も、6月中旬から腕振り運動を始めました。母の年齢は88歳です。
起床直後と午後に計2回、毎回10分間、腕を振っています。
2ヶ月が経過して、以下の効果があったと本人が気づいたそうです。

1. 就寝後にトイレで起きることが無くなった。以前は、夜間頻尿で2~3回起きていた。
2. おしっこのチビリ(尿漏れ)がなくなった。
3. 尿酸値が1.2 mg/dl下がった。ただし、1回の測定結果です。

前回、「腕振り運動」で治った病気のリストに、腎臓病を入れていますが、上記の3つの効果は腎臓と関係しています。

母は、効果が出やすい健康法であると驚いています。老人に効果が出やすいのかもしれません。

特攻死者数が最多の鹿屋と作家・山岡荘八の体験

今年も終戦記念日が来ました。各地で慰霊祭が催され、テレビでは多くの戦争の番組がありました。その中には、必ず特攻の話が出てきます。

特攻基地というと、世間では知覧が有名です。しかし、特攻出撃戦死者数を見ると、最も多いのは海軍の鹿屋基地で908名、次いで陸軍の知覧基地で436名、3番目が海軍の国分基地で427名です。

大隅半島には、特攻基地が鹿屋・串良・笠之原と3ヶ所にありました。それぞれの場所に、戦争遺跡や慰霊碑などがあります。

鹿屋航空基地内にある代表的な遺跡や関連施設を以下に示します。


基地内の掩体壕
海上自衛隊鹿屋基地内には、零式艦上戦闘機も入れた掩体壕が1つあります。破壊されておらず、当時の姿をほぼ完全に残しています。


鹿屋航空基地史料館
海上自衛隊鹿屋基地内にある、「海上自衛隊鹿屋基地航空史料館」には、無料で入館できて、基地と戦争の歴史、戦時の遺品、市民生活などの広範な資料の展示があり、一見の価値があります。特攻隊員の遺書や復元された零戦も見られます。


鹿屋と特攻という文字を見ると、私は作家山岡荘八が鹿屋の航空隊基地内で体験したことを思い出します。それは、特攻隊員の高貴な使命感や出撃前の生活や心理のことではなく、出撃前の息子に一目会うために基地を訪れた、ある母親の洞察力と態度についてです。河原宏著『日本人の「戦争」 古典と死生の間で』に以下のように書かれています。『』内に文章を引用します。

『かつて作家山岡荘八は、海軍報道班員としての恐るべき体験を語っていた(「最後の従軍」、1962年8月6日~10日、朝日新聞)。沖縄戦たけなわの昭和二十年4月、彼は鹿児島の海軍航空隊基地へ赴任を命じられ、同班の川端康成、新田潤と共に鹿屋へ着いた。彼の配属は神雷特別攻撃隊つきだった。

ある日、基地に隊員の中尉の母親と、妹もしくは許婚者とおぼしき若い女性の二人が訪ねて来る。最後に一目面会をと望んで遠路を鹿屋まで辿りついたのだった。応対は山岡にまかされた。ところがその中尉は前々日に出撃して、既にこの世になかった。山岡はその事実を口にすることができず、二人を前に中尉はすでに他の基地に転勤したと取り繕って隊内を案内することとなった。ところが彼が立ちすくんだのは、隊員たちの部屋には戦友が作った中尉の位牌が飾ってあったのだ。その時、若い女性が耳もとで囁いた。「お母さんは字が読めません」。その後の振る舞いを彼は自分でも覚えていない。自分は巧みに取り繕ったつもりだが、二人と別れる時、もう一度衝撃に襲われる。母親は「ありがとうございました。息子がお役に立ったとわかって、安心して帰れます」と丁寧に挨拶をして去っていった。彼は呆然として二人の後ろ姿を見送るばかりだった。

これは「見るべき程の事は見つ」とはかかることかというばかりの、恐ろしいほどの話であろう。一体、言葉や文字に依ることなく、なにが母親に真実を伝えたのか。この“話さなくても分かる”関係を、いかに精微な伝達理論といえども解読することはできない。しかし確実なことは、この母子間には愛があり、痛切な悲苦の共有があった。』

この母親は、息子がすでに特攻出撃してこの世にいないことに気付き、取り繕って案内する山岡の苦衷などを見透かして思いやり、取り乱すことなく礼儀正しくして帰ったのです。切なくなるほど、静かに深く胸を打つ話です。
昔の多くの日本人が持っていた「話さなくても分かる」という把握力や感覚や文化はいかにして生まれ、また今では、なぜ衰退したのでしょうか。

(注)「見るべき程の事は見つ」とは「見届けるべきことはもうすべて見届けた。このあと、何を期待することがあろうか」という意味です。

テーマ: 鹿児島 | ジャンル: 地域情報

私が愛用する熱中症の予防対策飲食物

先月から、炎天下での作業を続けているので、疲労して、このブログの筆が進みませんでした。幸いにも、熱中症にはならずに、済んでいます。

この夏は気温が高く、蒸し暑い日が続いています。7月から熱中症患者が急増して、例年よりその患者数が多いようです。

私の回りにも熱中症にかかり、点滴を受けたり、入院している人がいます。例年にはなかった現象です。
7月と8月に、一緒に作業しているベテランの先輩が、2回熱中症になり、点滴を受けました。点滴を受けたら、爽快な気分になったそうです。また、新人の二人が、半日の作業で気分が悪くなり、帰宅しました。この夏の暑さは、異常なのでしょう。

関東に住んでいた頃、炎天下の作業を終えて自転車で帰宅する際に、上りの坂道で脚の筋肉が引きつることがよくありました。その時に、弁当に入れる梅干しを増やして、3つにしたら、筋肉の引きつりがなくなりました。
鹿児島に来てから、昼食の弁当は持参せず、夏場はコンビニやスーパーで冷やし中華などを買って食べています。

関東にいた時は、作業中にスポーツ飲料(明治のサバス スポーツウォーターの粉を氷水に溶かしたもの)を頻繁に飲んでいましたが、それでも塩分やクエン酸などが足りなかったのでしょう。サバスを選んだのは、他のメーカーの商品より糖分が少なかったからです。

鹿児島に来て、暑さと作業量が一層厳しくなったので、作業中に以下の飲量や固形物を摂っています。そのためかどうかは分かりませんが、現在までに、熱中症にもならずに、元気に働いています。

1. 大塚製薬の経口補水液「オーエスワン OS-1」(ペットボトルに500ml入り)
1本を持参し、ボトルに書いてある目盛りを見て、1回に100mlくらいを数回に分けて飲んでいます。OS-1は、脱水の発症初期での補水治療に有効なので、持参していると安心です。薬局で買うと1本が200円ぐらいします。私は、楽天のショップで、24本入りの箱を2箱買いました(162円/本)。


OS-1.jpg

経口補水液「オーエスワン OS-1」



2. Ajinomotoのアミノ酸・クエン酸粉末希釈飲料「アミノバイタル クエンサンチャージ ウォーター(粉袋20本入り)」
容量が2.2Lの水筒(スポーツジャグ)に4袋と水と氷を入れて、喉が乾いたら飲んでいます。気温が高い時には、1.5Lの水筒にも入れて持参します。アミノバイタル クエン酸チャージウォーター20本入箱は、アマゾンで買いました。


アミノバイタルウォーター

アミノバイタル クエンサンチャージ ウォーター(粉袋20本入り)



3. アサヒグループ食品の「梅干し純」(塩分補給タブレット)
補助的に口に入れています。最近、塩分の多い箱入りの商品も出ました(写真の右)。いずれもアマゾンで買いました。


塩分補給タブレット

2種類の「梅干し純」



以上が万全の対策とは考えていません。これからも、使いやすくコストパフォーマンスのよい対策や商品を求め続けます。



最安値の大塚製薬の経口補水液「オーエスワン OS-1」