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お墓の花立の水涸れ対策「花立用水供給器具」

今年の鹿児島の夏の暑さには参りました。特に8月は最高気温が35℃を記録する日が続きました。

墓参りに熱心な母と一緒に、墓に供える花の交換や墓掃除によく行きますが、8月の猛暑日には1日や2日で花立の水が無くなり、花がすぐに枯れました。猛暑により花立を入れる石は、恐らく50℃を超える温度になっていたことでしょう。日中の高温と花による吸水で、花立の水がすぐに無くなるのもうなずけます。

花立の生花を長持ちさせるために、何か対策がないものかと、共同墓地の墓を見て回りましたが、ヒントになる対策は何もありませんでした。そこで、夏場の間、花立てに水を供給する簡単な器具を自分で作ってみました。


ポリ洗浄瓶とシリコンチューブ
まず、100円ショップでポリの500ml洗浄瓶2つ(税抜き200円)とホームセンターで内径5mmのシリコンチューブ1m(税抜き240円)を買いました。


水滴下チューブとセット後
先浄瓶のキャップをひねって、一体化したキャップとノズルと瓶内のパイブを取り外します。キャップの先端に、長さ50cmのシリコンチューブを差込みます。写真のように、瓶内パイプの全体とシリコンチューブの1ヶ所に、柔らかい銅線を巻きます。これで、「水滴下チューブ」ができあがりです。


セットした花立用水供給装置
水を満タンにした2Lのペットボトルに、上記の「水滴下チューブ」のキャップをねじ込むと、「花立用水供給器具」の試作品が完成です。これを2つ作って横にして、左右の花立てに「水滴下チューブ」の先端を入れます。

水の滴下量はチューブに巻いた銅線を指でつぶしたり、ひねったりして調整します。なるべく微量に出るようにしたほうが良いです。ペットボトル内の水が全量出るように、銅線を巻いた瓶内のパイプを、ペットボトルを置いた時の下側に曲げます。写真のように、ペットボトル内の水は、ほぼ全量なくなっていました。

定量的な評価はしていないですが、猛暑が続いても、1週間位は花立てに1/3程度の水が残っていました。



他家の花立用水供給装置
私が試作した「花立用水供給器具」を我が家の墓に設置してから2、3日後に、隣の他家の墓に、別のタイプの「花立用水供給器具」が設置されていて、驚きました。私と同じ悩みを抱えていた方なのでしょう。

外から見ただけなので正確な情報ではないかもしれませんが、水を満タンにした2Lのペットボトルの口が、花立の水に浸かるように、棒をペットボトルに入れて、花立てに逆さにセットしたもののようです。鳥用サイホン式飲水器と同じ原理でしょう。他にも工夫があるのかもしれません。

構造がシンプルで、多分トラブルが少なく、花の後ろに正面から見えないように隠せるので、きっと優れものです。考案者の了解を得て、私も真似てやってみたいです。

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