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仕事の仕方の基本的心得を学べる本

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本の置き場に困るようになったため、Kindleで本を読むことが多くなりました。さらに最近、Amazonプライム会員(年会費3,900円)になったら、好きな音楽を聴き放題で、毎月1冊無料で好きな電子書籍を読むことができたり、対象の本を10冊まで追加料金なしで読み放題になるので、Kindleの利用率がグンと上がりました。なお、プライム会員になると、Kindleが4,000円引きで買えます(私は買ってから知って残念だった)。


最近Kindleで読んだ本で、印象に残った本を紹介します。その一つが、
山口 周著”外資系コンサルの知的生産術~プロだけが知る「99の心得」” (光文社新書) Kindle 版です。

いわゆるビジネス本ですが、よくあるノウハウ技術集ではなく、人間心理を押さえて仕事の仕方の基本的心得を分かりやすく説いています。良質で効率の良い成果の出し方に関心がある人に役立つと思います。この本から、私がなるほどと”うなった”6つの文を以下に引用します。

1.説得より納得で、しかしベストは共感!

行動を変えるにはコミットメントが必要ですが、コミットメントを得るには「説得」ではなく、「納得」が必要になります。さらにそれが「共感」にまでなれば、コミットメントは内発的なエネルギーにもとづくものになり、外側から薪をくべ続けなくても心の炎は燃焼し続けることになります。これは本質的には 意思決定のクオリティに関わる問題といえます。

人は、いくら合理的な理屈で説得されても、本当に共感しなければエネルギーを全開にできませ ん。これは意識的なコミットメントレベルというよりも生理的な反応の問題であって、要するに人間 という生物はそういうふうにできているということです。人のエネルギーを高レベルに引き出して方向付けるというのはリーダーの核となる役割ですが、そのためにも「説得ではなく納得を、納得ではなく共感を」目指すことが求められます。

何度も繰り返していますが、知的生産の最終的な目的は、行動を起こさせ、よりよい社会や世界の建設に人々を駆動させることにあります。したがって、知的生産に従事する立場にある人間は、すべからく「説得より納得を、納得よりも共感を」追い求めていく態度を失わないようにしてほしいと思います。


2.指示は問いで出せ!

質問には回答せず、逆に質問で返すことでより良質なインプットが得られることがあります。質問をもらった場合、それが本当に「わからない言葉の意味を確認する」といった純粋な質問でない限り、ほぼ間違いなくそれは質問という名 を借りた反論なのだと考えて、その反論をくみとれるような質問を逆にこちら 側から返すように心がけてください。

情報収集に当たってのポイントはズバリ「指示は、『行動』で出すのではなく、『問い』で出す」ということです。
「問い」で指示を出された方が、はるかに何をやればいいのかが明確にイメージ できるのです。

「○○に関連する資料を、金曜日までになるべく沢山集めておいて」などという指示を出してはいけません。そうではなく「○○に関して、この四つの問いについて答えが出せるような資料を集めておいて」と指示しなくてはならないのです。


以上の引用文を読んだだけで、私は現役の時に心得としておきたかったことが書いてあると思いました。単なるノウハウ技術の伝授本ではありません。ご興味があればご覧ください。


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テーマ: 最近読んだ本 | ジャンル: 本・雑誌