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ダイエットは食べ方の反省から

ダイエットは、女性だけではなく、男性にも関心事であり、かくいう私もそうであります。昨年の健康診断では、医師から数kg体重を落とせと言われました。

肉体労働をしていた頃の体重は65kgでしたが、肩や腰の骨を痛めてデスクワークに変えたら、半年で5kgくらい体重が増えました。

さて、どうしたものかと思案中です。

昔、入院中に、一口50回噛んで食べることを続けたら、体重が1か月で数kg減ったことがあります。ダイエットの効果は確認できましたが、入院中でもない現在、実施したらストレスがたまりそうで、継続実施する自信がありません。

最近、松尾 伊津香著「一生太らない魔法の食欲鎮静術」を読んだら、この方法ならば継続できるかもしれな

いと思いました。



                       一生太らない魔法の食欲鎮静術



この「魔法の食欲鎮静術」とは、「一口奥で食べたらその後舌先にあてる」たったコレだけで食べ物の味を味わい、結果よく噛み、食欲も鎮静されるというものです。

人の舌先3分の2には、味覚に特化した神経があるため、
 (1) 食べ物を口に入れて奥歯で嚙んだら、
 (2) すぐに舌先の方に持っていく、
 (3) そして、舌で味を感じながら食べ続ける。
 これが「食事瞑想」なんだと、著者は言っています。

そうすることにより、舌先にものをあてて食べると、唾液と食べ物が混ざるため、味の濃さや旨味をより強く感じるなど、食事の度に新しい発見ができるようになるそうです。

お腹がいっぱいになったという「満腹感」から、お腹 がいっぱいではないけれども、精神的に満たされて「 もういいや」と思える「満足感」になる、すなわち「味で満足する」食べ方に変える必要があるとのことです。

さらに、著者は以下のように続けます。
「お腹いっぱいなのに何かほしくなる」 「ダイエット中なのに甘いものが頭から離れない」 こんなふうに食欲に振り回されてしまうのは、そもそも「本当 の味わい方」を知らないから。「舌先で味わう」という感覚を知らないからです。
本当に必要なのは、自分自身で食欲と向き合い、コントロールする力を養って いくことだからです。

私の痛いところを突かれたと、反省させられました。私には、食物を味わって食べると言う食べ方ができておらず、満腹を求めていたと、納得しました。


「味で満足する」食べ方に関しては、以前に類似した文章を目にしたことがあります。それは、「
ハイデガーに学ぶ 「科学的に正しい」フグの食べ方 」という記事です。フグ刺しのうま味が分からなかった私のような人には、きっと参考になります。

それによると、「舌には「味蕾(みらい)」というものがあって、異なる場所で異なる味覚を感知する。うまみを感知するのはもっとも奥の部分。トラフグのうまみをフルに感じるには、いかにこの部分を活用するかがカギを握る。」


舌の味蕾



なお、先の「一生太らない魔法の食欲鎮静術」によると、最近の説では舌先で全ての味覚を感知できるそうです。

科学的にフグを楽しむためのポイントは、以下のようにすることだそうです。
 (1)口先ではかまずに奥歯に持ってくる
 (2)うまみを感じる味蕾の場所を意識し、奥歯でゆっくりかむ
 (3)片方の奥歯から反対の奥歯に向かい、舌の上で転がすように移動させる
 (4)長くかんで、塩味を感じなくなりそうなところで飲み込む
 (5)すぐに他の食材や飲み物を口に入れず、余韻を楽しむ

上記の記事を読んで、私はフグ刺しを食べる際に、咀嚼時間が短すぎ、さらに舌で味を感じる余裕がなかったと反省させられました。上記のポイントを真似てみたら、私もフグ刺しのうま味が分かったような気になりました。

さらに『訓練を経て初めて楽しめるようになるのは古典文学を原典で読むとか能楽を演じるといった高尚な趣味やスポーツばかりではない。「食のような身体に根ざした楽しみも同じく訓練を必要とするのである」(國分功一郎著『暇と退屈の倫理学』)』と書いてあり、今回、この訓練はフブに限らず、食物全般に通じることだと思った次第です。

私がこの食べ方の訓練を続けると言い切る自信はありませんが、これから訓練を始めます。





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