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私が好むYouTubeチャンネル(3)

今回は気分転換に、最近、私が良く視聴する音楽YouTubeを紹介します。
日本の若手の逸材二人とスペインギターの名手です。

1 ヴァイオリン 髙木 凜々子
高木凛々子チャンネル
演奏技術は一流で音が伸びやかで、感情豊かな表現が出ています。
3歳の頃よりバイオリンを始め、小中学生の頃より数々の大会で優秀な成績を納めています。東京藝術大学を卒業しています。ご両親は二人ともバイオリニストです。

サラサーテ チゴイネルワイゼン

ヴィヴァルディ[四季]より

バッハ G線上のアリア

モーツァルト ヴァイオリン協奏曲 第3番全楽章(ピアノ伴奏版) 
音が伸びやかで感情豊かです。

人生のメリーゴーランド


2 ピアノ Cateen かてぃん 角野隼斗(すみのはやと)
かてぃん 2
カティンは、超絶技巧の上に、ダイナミックな音も繊細な音も、感情移入して自在に操る音の魔術師のように思えます。
3歳から本格的に母のピアノ指導を受け始め、小学2年時点で作曲能力を有している「天才音楽家」として紹介されました。東京大学の工学部計数工学科数理情報工学卒という異色の経歴の持ち主です。


ショパン - 木枯らし (Op.25-11)

ピアノとピアニカの二重奏「海の見える街」(魔女の宅急便)
 
ハンガリー狂詩曲第2番 (with Cateen Cadenza)
音楽はもとより、カメラワーク、映像も素晴らしく、飽きない。
 
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 Op.18

オーケストラに負けていない。


3 スペインギター Armik
Armik.jpg
歯切れがよく、テンポが良く、気分がのります。動画の背景にある異国の映像も楽しめます。

愛の手紙

天国に迷い込んで

ボレロパッション

ダンシング・シャドウズ

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私が好むYouTubeチャンネル(2)

今回は、私がよく視聴する時事問題、人工知能(AI)などの2つのYouTubeチャンネルを紹介します。

1 永江一石 Isseki Nagae チャンネル
永江一石チャンネル


独自の視点から、統計的手法を駆使して
、最近話題の時事問題やAIについて、分かりやすく説明し、しかも専門的な情報を提供してくれます。

「がんの専門医に訊いた、詐欺がん治療の見分け方と検査したほうがいいがん、無意味ながん!」
がんの専門医の話には説得力があります。怪しいがん情報の特徴も初めて知りました。

「少子高齢化による人口激減はどうして起きているのか。そして解決法は?」
少子高齢化の原因を分かりやすく教えてくれます。

「わたしがVTuberになった理由をデータで解説します」
永江氏はAIの情報収集力に優れ、センサーがいいことが分かります。


2 堀江貴文 ホリエモン チャンネル
ホリエモンチャンネル


ホリエモンはAIの専門家で、企業経営者
でもあるので、その2分野の話は内容が充実し、素人には分からない背景もよく知っています。また、あらゆる分野の博識家です。

「ホワイトカラーの9割以上の仕事はなくなります。」
今話題のChatGPTの影響は?

「苦戦中?ANAの歴史と特徴」
ANAはヘリコプター会社から始まり、今は苦戦中

「ビジネスホテルの常識を変えたアパホテル」
一般人には分からない背景や企業戦略があります。

「リニア中央新幹線が2027年開業が困難になった」
こじれた時事問題も、その背景を分かりやすく説明しています。
テーマ: YouTube動画 | ジャンル: その他

私が好むYouTubeチャンネル(1)

永江一石氏によると、ここ数年で、総じてWebサイトでは急激にアクセスが減少しているそうです。ブログやホームページで集客や宣伝などの営業効果を狙っている組織や個人には痛手になっていることでしょう。

その一方で、YouTubeやTikTokなどの動画を視聴する人は増えているようです。
私も最近は、YouTubeを楽しむ時間が多くなりました。

その理由は、専門家が短時間に各テーマや問題を分かりやすく説明し、視聴者に新しい視点や情報のポイントを提供してくれること、また読むより視聴の方が楽であることが挙げられます。
さらに、YouTubeは視聴に快適な条件設定ができるパソコン修理屋の豆知識)ことも利点です。

では、私が好んで視聴しているYouTubeチャンネルを以下に紹介します。今回は、人生論・本・芸術などの「執行早舟チャンネル」と、政治・経済の「高橋洋一チャンネル」です。

1 人生論・本・芸術は「執行草舟チャンネル」
執行草舟チャンネル

実業家、著述家、歌人の執行草舟(しぎょうそうしゅう)は、「葉隠」を人生の指針とし、古今東西の文学、芸術、音楽に通じた知の巨人です。戸嶋靖昌記念館館長、執行草舟コレクション主宰も務めています。
今では珍しくなった、人としての生き方について語る数少ない人です。紹介する本も人として生きる道を教える名著ばかりです。音楽や絵画は古典だけでなく、有望な若手のものもあります。

例えば、以下の3つを視聴すると執行氏の考え方や体験を覗くことができるでしょう。

「運を上げるコツ」

スペインの哲学者の「ウナムーノ」

「蔵書」


2 政治・経済は「高橋洋一チャンネル」
高橋洋一チャンネル

高橋洋一は、数学科出身の大蔵・財務官僚という異色の経歴を有する経済学者で、第1次安倍晋三内閣や菅義偉内閣における経済政策のブレーンを務めました。霞が関の官僚や政治の世界の実情をよく知っているため、新聞情報のウソを暴き、門外漢にもわかりやすい解説をしています。

例えば、現在、国会でもめている「小西文書」の背景や怪しさを分かりやすく解説しています。

「相続税」がある理屈が分かります。

「白川・黒田日銀総裁の評価」は明快です。

次回は、私がよく視聴する時事問題、国際問題、近代史などのYouTubeチャンネルを紹介します。
テーマ: オススメ | ジャンル: その他

不食の人たち!

これまで健康法としての「少食」について2回、本ブログで紹介しました。その後、少食に関する本を読んでいたら、少食をさらに進めて、食べない「不食」の人がいることを知り驚きました。
さらに驚いたのは、断食のように我慢して「不食」にするのではなく、体が欲するままに不食になり、心身の幸福をもたらしていると言うのです。
なお、不食の人は様々であり、食べ物も水も全くとらない人、水だけは飲む人、少しだけ食べる人、青汁だけの人、少量の果実だけを摂取する人などがいます。

『食べない人たち 「不食」が人を健康にする』(マキノ出版)に不食の3人の体験が書かれています。主にこの本をベースにして、
3人の不食体験を紹介することから始めます。

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1 秋山佳胤氏
弁護士の秋山佳胤(よしたね)氏は、司法試験の勉強時代に体を壊し、体を作るために気功法を実践して元気になり、集中力も付きました。気功法で学んだ気の力に目覚めてから、自然治癒力で病気を治すホメオパシーを学ぶ過程で、食物を摂取することをやめて、プラナー(宇宙や大気あふれるエネルギー)だけで生きているジャスムヒーンさんを知りました。不食の分野で世界的な有名人です。

ジャスムヒーンさんのワークショップに参加し、7日間の不食の実験をして、秋山氏は不食が難しいことではないと気付きました。
自分の体の欲する1日1食から微食(生ジュース、生野菜など)へと進み、さらに無理をせずに何も食べない、水も飲まない生活になりました。大事なのは、ゆっくり減らすことで、無理な減食はとても危険なのです。ただし、友達などとの食事会などでは食事のお付き合いをし、子供の誕生日にはケーキも食べます。

不食生活により、人生で一番元気になり、体力がつき、疲労がなく、睡眠時間が短くなり、頭が冴え、1日の時間が延びたので、本職以外のボランティアや家族と過ごす時間が増えました。不食により食べものへの執着が薄れると、物事への執着も薄れ、精神的な飢餓感もおさまります。


2 森 美智代氏
鍼灸師の森 美智代氏は、21歳の時に脊髄小脳変性症で酩酊状態になって、歩くとよく転ぶようになりました。若い頃に脊髄小脳変性症を発病すると余命は5~10年と言われていました。大学病院で治る方法がないと言われて、西式健康法の後継者の甲田光雄氏の医院で、24日間の長期断食をしてから、次第に歩けるようになりました。2回目の20日間の断食が終わる頃に、すっかり元気になって普通に歩けるようになりました。その後、1日1食で野菜250gの青汁になり、現在まで25年間続いています。

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誰でもできる不食のコツは、少食をめざすことです。少食を実践して顕著な良いことは、次の3点です。
①寿命が延びる。
②免疫力・自然治癒力が高まる。
③若返る。


少食・不食では、最初は体重が減っていっても、最終的にはその人にとってベストの体重に落ち着くようです。つまり、やせていく人もいれば太っていく人もいます。
『霊性を高める少食法』(徳間書店)で、森氏は不食に慣れると、霊性が高まり、運命が好転し、心配事も起こらなくなると書いています。


3 山田鷹夫氏
不食研究所所長の山田鷹夫氏は、50代になって徐々に食べ物を減らしていく不食の実験を始めました。その背景には、小倉重成著『一日一食健康法』(講談社)から少食により難病治療ができることや疲れ知らずになること、甲田光雄著『驚異の超少食療法』(春秋社)で1日青汁1杯だけで7年余りも暮らしている夫人がいることを知ったことがあります。この夫人は1日青汁1杯で体が弱るどころか、どこの病院でも治らなかった強度の頭痛も治り、体調も以前よりよくなったのです。

不食の実験は、辛くはなくて楽しい日々でありました。実験が進んでいくと、食べないことが快感に変わっていき、そして不食がやめられなくなります。
少食(1日1食)からどんどん食事を減らし、3年かけて最終的には「微食」にたどり着きました。「微食」は1食より少ない量の食事です。
実験の結果、不食は「慣れ」であり、人は澄んでいて、体もとても美しく、二十歳の体に戻ります。さらに、病気とは無縁になり、体が疲れなくなり、悩みが少なくなって楽天的になります。

以下にも、「不食」の人を紹介します。


4 稲葉耶季(やすえ)氏
主に稲葉耶季著『食べない、死なない、争わない』(マキノ出版)から、以下の情報を得ました。この本を書かれた3年後に、著者は75歳で亡くなりました。

都庁職員、裁判官、大学教授を経て僧侶となった稲葉耶季氏は、もともと少食でしたが、しだいに食べるものの種類と量が減り、一時は5ヶ月間、水以外はとらない不食の生活をしました。その後は、1日に少量の玄米ご飯と野菜などをとる超少食で過ごしました。完全な菜食主義者(ビーガン)です。
この食事にしてから20年間、風邪以外の病気にかからず、薬を飲んだり、病院に行くことはありません。


森氏のモットーは「自分にとっての自然な流れを大切にして、心地よく生きる」で、各地の瞑想会、腐食や超少食、ヒマラヤの学校づくり、インドで仏教復興の仕事をして過ごした。なお、収入の9割をヒマラヤに造った学校の運営費に当てました。
不食の人はごく短時間の睡眠でよいので、時間ができて多くの仕事ができます。

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5 「1日1食」の有名人
「不食」は一般人が簡単にできることではないですが、「1日1食」を行っている人は多いようです。以下に「1日1食」の有名人を紹介します。

作曲家として活躍している三枝成彰(さえぐさ しげあき)氏の著書『無敵の「1日1食」―疲れ知らずで頭が冴える!』(SB新書)から、同氏の食生活などを紹介します。
同氏は40代から自己流で「1日1食」にし、朝・昼は奥様が煎じた漢方ドリンク、夕食は毎日のように会食で好きなだけ酒を飲んで、好きなだけ肉も含めて食べるというスタイルです。
「1日1食」の目的が痩せるためではなく、全力で仕事(オペラの作曲)をし続けるためです。3時間のオペラに3000時間を費やします。食事の回数が増えると、眠くなって長丁場の仕事ができないためです。

船瀬俊介著『やってみました! 1日1食』(三五館)には、有名人のビートたけし、タモリ、水谷豊、千葉真一、福山雅治が「1日1食」であると書いてあります。そして、「腹八分で医者いらず」に続けて「腹六分で老いを忘れる」「腹四部で仏に近づく」。つまり、カロリー6割なら老化を防ぎ、4割なら悟りを開くと言ってます。

以上の体験談を読むと、苦痛なく体の欲するままに不食や少食になり、疲労が減り、体力がつき、睡眠時間が短くなり、難病が治り、病気になりにくくなり、心が穏やかになって楽天的になります。ただし、無理をせずに時間をかけて行うのがコツのようです。問題は、時間とお金が余ることのようで、その活用方法を考える必要があります。

現在、我が国では成人病やがん患者が増え続け、医療費が国家財政の大きな負担になっています。また食料自給率が低いことも問題になっています。「不食」の人たちの体験は、それらの問題の一つの解決策を提示していると思います。

今までの少食健康法

 私の「1日2食」は順調に経過しています。空腹時にはナッツやヨーグルトを食べています。まだ1ヶ月半しか経過していませんが、疲れにくく、頭が冴えてきた感じがします。

 少食健康法は古くからあります。その多くの効能は、前回のブログで紹介した、青木厚著『「空腹」こそ最強のクスリ』(アスコム)や三浦直樹著『空腹が健康をつくる』(ナツメ社)に書いてある健康改善効果と同じです。しかし食事の内容や方法が少し異なっています。当然のことながら、まだ「オートファジー」機能が活性化して健康になることは分かっていません。ここでは、今までの代表的な3つの少食健康法のエッセンスを紹介します。

 

1 西式健康法

西勝造氏が1927年(昭和4年)に発表され健康法です。西氏はもともと体が弱く、医師から20歳まで行きられないだろうと宣告され、自分で古今東西の文献を読破し、各種健康法を自ら実践して、20年をかけて作り出した健康法です。

 朝食抜きの生菜食(火を通さない生ものを食べる、生野菜ジュースなど)、柿の葉茶の飲用、温冷浴、背腹運動、合掌合蹠運動、金魚運動などの実践で、病気を寄せ付けず、真の健康体になり、健やかに老いることができると主張するものです。この健康法は、現在まで根強い人気を得ています。

朝食抜きの生菜食にすると、現代医学で治療法がない難病が劇的に改善することが珍しくないそうです。膠原病、筋ジストロフィー、関節リュウマチ、C型肝炎などの難病の大半に効果があります。

 西式健康法・西会本部 著『西式健康法入門―ほんものの健康を手に入れるために』(平河出版社)が参考になります。

 

2 甲田式健康法

多くの病気で苦しんだ甲田光雄氏は、医師を志して大阪大学の医学部に入学し、大学病院へ入院して現代医学の治療を受けましたが、病状は一進一退でした。その後、上記の西式健康法に出会い、断続的に何度か断食を繰り返し、5年も経過したらすべての病気が治り、健康体になりました。それからは薬を出さない、注射も打たない医師となり、断食の指導をしました。

 断食には、3日以上の「本断食」、「1日断食」、「半日断食」があります。中でも「半日断食」は簡単で、安全で、一人で実行でき、しかも効果があります甲田医師が勧めるのは、朝食を抜く「半日断食」です。その基本は、
①朝食を食べずに、午前中は水分(生水、柿の葉茶、生野菜ジュースを0.5L以上)のみをとる。
②昼食と夕食の量はふだんより軽めにし、間食や夜食をしない。
③水分を1日1.5~2Lを目安にとる。アルコールはビールなら大1本、日本酒なら1合、ウィスキーならW1杯。
④メニューは玄米菜食とし、慣れてきたら肉や乳製品を避け、油、刺激物は避ける。
⑤夕食から昼食まで、最低18時間以上の間隔をあける。ただし、2時間以内の誤差は許容範囲とする。

 断食は難病を治すだけでなく、スタミナが付く、宿便を排せつする、免疫を上げる、活性酸素を減らす、体脂肪が減る、肌が綺麗になる、冷え性が治るなど多くの効能があります。

 甲田光雄著『奇跡が起こる半日断食』に、具体的な断食の方法や体験談が載っています。

 

3 石原メソッド

石原結實氏は、幼少期から虚弱で、扁桃腺炎や気管支炎をおこしたり、大腸炎を患って、よく発熱した。高校に入ってからは過敏性大腸炎で、頻繁に下痢を繰り返しました。西洋医や漢方医に診てもらい、薬を処方してもらったが、ほとんど効果がなかったそうです。

 大学1年の時に「西式健康法」の本に偶然出くわし、実践してみました。朝食をやめて、キャベツで造った青汁を飲むようにしたら、下痢の回数が減り、「しぶり腹」(排便しても残っている感じ)が全く消失したそうです。

 医師になり血液内科を専攻し、白血病、再生不良性貧血、悪性リンパ腫などの治療をしたが、今ほど効果のある治療法がなく、西洋医学に限界を感じました。海外数カ国で自然食運動の視察、長寿村の研究、自然療法病院での研修を積み、1982年から東京で診療所を開き、漢方薬だけを処方する診療と生活指導を行っています。

 食事は簡単で楽な「朝食抜き」を勧め、朝は黒糖と生姜を入れた紅茶、人参・リンゴジュースを1、2杯飲む。昼食は蕎麦にし、ネギと七味唐辛子を加える。夕食はアルコールを含めて、何を食べてもよい。食事や風呂などで、体を温めることも重視しています。

 少食、空腹は、癌や白血病、糖尿病を含めて万病を防ぎ、治します。さらに鬱気分がなくなり、体のだるさがとれ、睡眠時間が短くなり、性力が強くなり、二日酔いを防ぎ、不妊治療になります。

 石原結實著『「空腹」療法』(ロング新書)、『「食べない」健康法』(PHP文庫)では、「1日2食」あるいは「1日1食」による健康法を説いています。

 

4 まとめ

今回、少食健康法として、「西式健康法」「甲田式健康法」「石原メソッド」の3方法を簡単に紹介しました。「甲田式健康法」と「石原メソッド」は、「西式健康法」がベースになっています。いずれの少食健康法も、基本は「朝食抜き」を勧めています。3方法で推奨する食物、飲み物などは異なっていますが、自分に適合するものや入手しやすいものを選択すれば良いと思います。

3つの健康法の確立者は、自分の難病を克服するために実践してきた方法を具体的に開示しているので、説得力があります。また多くの体験談を読むと、万病が治ることが理解できます。これらの少食健康法が広がると、医者、飲食業者、食料生産者は、きっと困るでことしょう。

 

空腹療法3連結